来年4月に松本市も加わる中核市の市長会議が、岡山県倉敷市で開かれ、オブザーバーとして参加しました。
テーマは、「災害から『生き抜く』ためのまちづくり」と「コロナに『打ち勝つ』観光文化のまちづくり」。
全国60ある中核市は、災害で被害を受けた都市が単独で十分な応急措置を行えない場合、他の都市が応援する「災害相互応援協定」を締結しています。その上で、想定に収まらない自然の猛威に直面する時代に求められる防災思想として、『主客未分』の防災体制という考え方が提唱されました。
観光文化に関するパネルディスカッションでは、奈良市の仲川市長が、コロナを機に、観光案内所のロボット化や混雑状況の見える化に取り組み、場所も時間も時期も分散する『分散型観光』を推進し、多様な価値を提供していく、と述べたのが印象的でした。
中核市移行を地域活性につなげるように取り組みます。