母校・松本深志が、苦戦しながらも初戦を突破。ロングリリーフした小林絃投手が、1年生と思えない落ち着いたマウンド捌きを見せる。ブレークの可能性大。
試合前のシートノックを初めて観て、これは強いと思いました。強豪私学と遜色ないなと。特に、メンバー全員の肩が強い。
野球では埋め難い身体能力の差がスローイング力の違いとなって表れ、気圧されがちなんですが、食トレや筋トレの積み重ねの成果か、全体としてそれがない。
スローイングの形で気になる選手は何人かいますが、平均値の高さは特筆ものだと思います。
これが、選手一人一人の試合中の余裕となって表れています。
そして、夏の大会を勝ち抜くための条件である、信頼できるピッチャーを2人以上揃えることが、スーパー1年生の入部で実現できています。
2人のピッチャーが全く異なるタイプであることも、大きなアドバンテージです。
ストレートの威力で勝負する本格派右腕・小林絃と、変則的なフォームから繰り出すチェンジアップが決め球の左腕・唐澤。
8年前に慶応高校が春夏連続で甲子園に出場したときの、田村&只野を彷彿させます。
その上に、2人ともマウンド度胸がいい。
先頭打者からテンポ良く追い込んでいく小林絃、ピンチでボールカウントが悪くなっても飄々とストライクを取る唐澤。
共にランナーを背負ってから力を発揮するタイプです。
深志のストロングポイントを書き綴りましたが、甲子園に行くためには、松商・上田西・佐久長聖と、格上の相手に3連勝しなければなりません。
もちろん容易なことではありませんが、70年近く実現しなかったことに本気で挑戦できる選手たちは、いま充実感と幸福感に包まれていると思います。
奇跡を起こしてほしいと思います。(敬称略)
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