松本のカラマツで湘南の家を建てる

美ヶ原高原の麓に位置する、松本市の入山辺地区。凍りついた雨の重みで樹木が倒れる「雨氷」 被害がニュースになってから4か月、新緑のカラマツ林を歩くツアーに参加してきました。

松本のカラマツで湘南の家を建てる

カラマツは、成長が早く寒冷地の過酷な環境でも育つ木として、昭和30年代に造林が進められ、 長野県の人工林の約半分を占めています。旧山辺村、入山辺地区でも、「30年でカネになる」 として、田畑を潰してカラマツを植えましたが、需要を当て込んだ木製の電柱がコンクリート製に取って代わられ、その後は使われる当てがなく放って置かれてきたそうです。

松本のカラマツで湘南の家を建てる

そのカラマツが近年、住宅向けの合板や外壁として需要が高まっているといいます。特に標高の高いところで育って年輪が詰まっているものは材質が良いとされ、1000mにおよぶ入山辺の標高の高さが強みになる可能性が出てきました。

松本のカラマツで湘南の家を建てる

ツアーを企画した「ソマミチ」というグループは、林業者、加工業者、建築業者などが集まって、 木を使う社会の仕組みをカッコよく提案することを目指して活動しています。そのうちの1つが、 入山辺のカラマツで湘南の家を建てること。実は、湘南のある神奈川県藤沢市は、松本市と姉妹都市の関係にあります。うまく利用しない手はありません。「松本の 山と湘南の海がコラボした、こだわりの家」は、大都会に住む人たちを引きつける魅力があると 思います。湘南ブランドを最大限生かして、made in matsumotoのカラマツを全国ブランドにする、十分に可能性を感じます。

松本のカラマツで湘南の家を建てる

入山辺地区は、面積の95%、3000ヘクタールが山林です。「ここで生きていくには、ここにあるものを使わざるを得ない」、ソマミチ代表の原薫さんは言います。 時代に取り残されていたカラマツが、加工技術の進歩やライフスタイルの変化によってスポット ライトを浴び始め、不良債権が優良資産に変わる可能性が出てきました。パイが小さいとは言え、 林業は、若い世代を引き付けつつあります。 新しい発想とセンスで松本の資源を生かそうとしている人たちを財政や制度で後押して、いろいろ な産業の芽を膨らましていく。それが前向きな未来につながると思います。


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